[ 「野茨公」にも睨まれた。>>106 「自分の血を他者に呑ませる」という行為に、ユーリエは身を震わせる。 血を呑むことは罪だ。 罪を犯して悔い改めず、恥もなくあり続ける存在。 やはり、魔物は罪深く汚れた存在。 ユーリエは魔物殲滅の意思を再び強く持った。 ] 聖女候補、ユーリエ。[ ソマリの名乗り>>118に続いた。 ソマリは彼を探していた。ここが最終決戦場だ。 バルタザールやリエヴルたちはどこかで、有象無象が近づかないようにしてくれているのだろう。 では、それを無駄にしてはならない。 ]