― 回想・参戦前のとある日 ―[昼下がり、お客さんの途絶えた時間。今日はシュテルンも商会の仕事ではなく自衛団のお仕事でやってきていて。>>0:439]そっ、それはそうだけど。ちゃんと整えてあれば十分に過ごせるような場所……[そういう場所を選んだ、と言い掛けて、むぐっと喉を詰まらせた]……を、選んだりしてないのかしらっ。誰かが意図的にやったことならっ。[誤魔化しと言ってもこの程度。速攻で気づかれなかったのは、シュテルンの人の良さというものか]