[ぼやきながらも、なぜか少しだけ安堵する。隊長が自ら先陣を切りゆく事に対する安堵や高揚、ではない] ……間に合え。[呟くと同時に、―――…放て、との合図。それに応え、銃を構えることはしなかった。速度を落とさないまま、あがる火の手に向かって走る]