人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


黒尖晶石の傭兵 ヴェルナー

― 傭兵団フェアティガー ―

[ヴェルナーがオートメイルの手足と鎧を手に入れて戦場へと立ったのは5年前。
所属する傭兵団は『神魔の領域』からは離れた位置に拠点を構え、戦争や紛争の絶えない『神魔の領域』周辺を中心に傭兵活動をしている。
依頼人となる国は様々、場合によっては以前は味方だった国が次は敵にもなる。
それが傭兵と言えばそれまでだが、どっちつかずと罵られることもままあった]

シュラハトを追い返す、ね。
何度目だ? この手の依頼は。

[たった5年傭兵業をやっただけで幾度も耳にすることになった国。
積極的に領土拡大を行う新興の国とは、ヴェルナー自身幾度も戦うことになった。
それだけ勢いのある国なのである]

いつになったら戦争は無くなるんだろうな。

[戦うことを生業としながら、戦いがなくなることを望む。
抱える矛盾こそが、ヴェルナーが傭兵業を続ける理由でもあった]

(121) 2020/02/20(Thu) 23:26:28

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