人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


声無しの タクマ

― 城内 ―

[歩み入った城から案内のものが出てくる気配はなく、
あらかじめ申し渡されていた通りに古城の奥へ足を進める。
いくつかの扉をくぐり複雑な回廊を抜け、
足の向くままにたどり着いた場所は書の香りが満ちる場所だった。

古今東西の貴重な古書が並ぶ部屋をざっと見渡し、
書の題名を確認しようとするより先に、人影に目を留めた。>>115]


 ! ……・。

[口を閉じたまま、邪魔をしたと謝罪する仕草をする。]

(121) 2015/01/29(Thu) 22:23:45

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby