いらっしゃいませ。ああ、ディーターか。
ん…お前が言うのなら、確実なんだろうな。
[男の口から嵐と言う単語が発せられるのを聞き、眉を顰める。>>119
自身は湿気の程度から何となく感じとった程度だが。
海を生業にする男の言うことなれば、更に信憑性が出てくる。]
ディーターにはいつも格安で魚を卸してもらっているからな。
[泊まりの打診には、口外に肯定だと述べ。
ありがたくニシンを受け取った。
今日の夕飯に使わせてもらおうと。]
……嵐だけで、すめばいいんだが。
[ぽつりと呟いた声は、ディータの耳には届いたか。]