―Eルーム➡コックピット―[フィオンや、アイリス、ドロシー…そして、Eルームにいた他の人達とも、それから幾らか言葉を交わしたか。「人狼」と認定された3人が、Eルーム内で眠りつづけているのを確認すれば。ふと、ある銀色の繭の前で立ち止まり] ―――……ごめん、なぁ。[一瞬、胸の裡の常に消えない”原罪”の罪悪感と、自身への怒りが湧き起るのを堪え。淡い光色の瞳を伏せるように降ろして、閉じられたままの赤い瞳に、ぽつり、囁いた。]