[――そんな、穏やかな微笑みもほんの束の間。不意に、金の紋章の入った朱のネクタイの中程を掴んだ] 捕 ま え た。……苺の次は、シュテラ自身を――、食べさせてもらおかな?さてと……、何処からがええかなぁ?[ネクタイを、軽く引きながら。その鼻先をシュテラへと近付けて]