─ 天上宮・庭園 ─
[男が庭園に赴いた時、朱雀神は丁度庭園から離れられる所だった>>62。
また後程にも同行の礼を言う機会があれば良いがと思いながらその背を見送った後、戻られた方々に礼を向けて。
クリフからも礼を返された後、戻された手環>>68に微か瞳を瞬かせた。
見れば己の込めた力は残滓を残すのみで、クリフの力の一片になれたと解って男は柔らかな笑みを浮かべ]
御心配をおかけして申し訳ありませんでした。
こちらこそ。
クリフ殿の支え、御力添えのお陰で助けて頂きましたこと有難う御座いました。
同士として肩を並べてゆけるよう、私も精進して参ります。
[共に戦えたこと、この先もまた共に戦うことが出来るように、と。
感謝と誓いを言葉に乗せた後、クリフから手環を受け取り彼がお目付け役の元に向かうを見送った**]