人狼物語−薔薇の下国

498 豊穣の村 ―人狼BBS風の少人数人狼騒動RP村―


パン屋 オットー

 クールに決めたいと思っていた。
 決して今よりも悪い事にはならないと、明日も変わらずにお日様は昇るのだと、信じていた。

[ぽつり、ぽつりと語る。
パン屋のオットーが何かを決めたかのように。]

 正直に言おう。カタリナ、ディーター。特に君たちには謝っても謝りきれない。
 これまでみんなが天へと昇っていった時だって、僕は涙すら出なかった。
 心のどこかで、ワクワクすらしていた。ここで村を救えば、僕は本物の救世主になれる。僕の名前は歴史に刻まれる、そうとすら考えていたんだ。

[彼の瞳に、熱いものが浮かぶ。
美しく見えて、それは全てを焼き尽くしてしまう光。]

(120) 2018/04/27(Fri) 23:42:15

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