─ ウェルシュ王子の元へ ─ ウェルシュ王子、いらっしゃいますか? リーゼロッテ・チェンバレンでございます フィオン・オルブライト外務長官の奥様を お連れ致しました。 只今、応接間へお通しさせて頂きました。[ 王子はどこにいただろう。 扉の前で、その旨を告げると王子の反応を待つ そこに彼が居ないのなら、首を傾げて立ち去ろう そう告げたのとほぼ同時、 王宮の外に、800の軍勢が、たどり着くのだ **]