[知らず仙花の気配残る辺りまで近付いていたのか。 先に鉱脈の気の変化を探っていればより詳しいこともわかったのだろうが、既に状況はそれどころでなく] 金気招来――鉄鉱盾![妖獣と自身の間に挟むように、板状の鉄鉱含む岩を出現させる。 集中が短かったために硬度は十分でなく、振るわれた腕の一撃で即座に割られる程度のものであったが。 その間に後方へ跳躍し、ひとまず距離を取った*]