人狼物語−薔薇の下国

447 ―::ポルターガイスト::―2―


学芸員 オクタヴィア

 いいえ、私の方こそ図々しく居座ってしまって。
 相変わらず薬缶も茶缶もお行儀がよくて驚いていたところです。

[キッチンに入ってきたベネディクト>>115にむかって、先ほどよりも幾分か緊張の解けた口調でそう答えると、ふっと懐かしむように、手元のカップに目を落とした]

 そういえば彼女、行儀にだけは厳しかったですものね、それとも執事さんの仕込みでしょうか?
 彼女は「自分が命令している」なんて言っていましたけど、私はこっそり、実は執事さんの方が魔術師なんじゃないかって思っていました。

 だってそうでしょう?
 執事さんって、気づけば居たり居なくなったりするんですもの。

[くすりと笑って目をあげたとき、彼の後ろにいた男>>117に気がついた]

(120) 2016/09/15(Thu) 00:20:32

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