― 終わりの始まり ―[ 薬草を摘んでいると、ふと視線を感じる。>>105 しかし、声をかけるでもなく、人影は行ってしまった。 ]……。[ すん、と鼻を鳴らした。 なんだか胸騒ぎがする。 よくない事が起こる前触れのような……。 ]……。[ こう言う時は、あれを出しておこう。特別な時しか作れない薬。 少しずつ作りためておいたあの霊薬。 ]