―少し前:大広間―
あら?
まさか緑は私のこと見た目通りの年齢だとか、まだ思ってないわよね?
[まったく隠す気がない女主人は6605(9500x1)歳から数えるのを止めた
いっそう不思議そうに問い掛けた]
ローゼンハイムは買い出しに行っているだけよ?
何か勘違いされているようだけど私は命奪ったりする類のものではないの
――死後のことは別だけど。
[含むような言い方に
知っていると口にした後
青ざめていく旅人の彼が訊いていたかはわからない
続く言葉>>88にあの権力者の元に行けばいいじゃない、と思ったのは内密だ]