[そうやって>>104声をかけたのは、ちょうど女の人の視線がこちらに向いた時だった>>108]…ええと。準備はよさそうだね?わたしは、いつでも。[よさそう――と判断したのは、彼女の持つ武器(なんらかの長物だろう)が、すでにその刃をむき出しにしていたからだった。>>107ヴェルに声をかけた時の明るい響きはどこへやら、緊張感を帯びた声でもって告げると弓を向ける。既に右手には矢が一本挟み込まれている]