[天井と床が、交互に入れ替わる様を、ただ視界にいれるだけで精一杯。自分に何が起こっているのかは、全く理解することが出来ませんでした。どん、どん、どん……リズムよく転がり落ちるわたしの体。その音は、わたしの体が階段を転がり終えることで止まります。]