人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

南島から距離の近い此の地を治める貴方に、
後詰めをお願いをしても良かった。けれど、

[その時、ふ、と何かに気づいて、視線を足元に落とす。
早咲きの蒲公英が、まるい柔らかな綿毛姿を春風に揺らしていた。

ゆるりと身を屈めて、巫女姫は手入れされた白磁のような指先を下草に伸ばす。
其れを詰むでなく、梳るように二本の指の合間で扱いた]

(119) 2015/03/07(Sat) 16:01:01

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