[何故、と問うなど回りくどい事をしたな、と自責の念に暫し捕らわれて、先程の質問を成る可く自分の気持ちに忠実に表現出来るようにと、言葉を選び直した。]
私、カサンドラさんの事が大好きです。
ずっと側にいたいです。
カサンドラさんが幸せになって、見送って
本当に、それで良かったと思ったの。
でも…つらかったのも本当。
たった何時間でも、私は悲しくてたくさん泣きました。
それくらい…カサンドラさんは私にとっては特別なんです。
[其処まで言って、一旦口を閉ざし…目を伏せる]
私いま、
カサンドラさんに同じ気持ちでいて欲しいって思ってます。
それを伝えずに離れたから、後悔したんだと思ったんです。
[彼女はどう返答するだろうか。この先に伝えることは、それを聞いてにしよう…相変わらず自分本位で嫌になる、けれど、思いの丈をしまっておくほうが、きっとずっと辛い。]