リエヴル・ド・トゥーレーヌであれば、使えるものはとばかりに焼き払いにかかるか、降伏を迫るなりの脅しに使ってきた可能性もありますが───
[現状のあちらの司令は推測するにジェフロイ・フォン・ザクセン・ラウエンブルクだろう。戦局を変える力を持つ武器とはいえ、使えば死人の数は増える>>6:396。]
実際に運用に踏み切るかは、
あちらの国の思惑と、
指揮官次第ってところもあろうかと。
[ジェフロイとの縁が深いのは、この場ではレナトだろう。囮戦のときに会ってきたレトへと、視線で尋ねた。現状の旗色はいささか帝国優勢というあたりだ。追い討ちとして使ってくるなら、勝ちきる気構えなのかもしれない。相手の思惑を量れないかと問いを向けた。]