馬鹿だ馬鹿だとは思ってたが、ほんとに馬鹿だなお前は。お前がどんだけ珍しい能力持ちだろうと、俺の知ったことか。そんなのは、お前のパイロットとしての実力とは、なんの関係もねえんだからな。[無情なまでにあっさりと、相手のトラウマを斬り捨てて、薄く笑みを浮かべる]俺はな「グライフ」を飛ばしたかった。出来れば俺の手で。[続けて口にしたのは、メレディスも知っているはずの、男の夢の一端]