人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

 … … …まずはオルヴァル卿だろうかな。

 放蕩息子ひとりならば、彼の卿も易々と切り捨てよう。
 然し、今も尚、クローディアの婚約者である私がこちらに入ればどうだ?

 ふふ、彼の逃げ場はやがて狭まり、解放軍に着く選択肢すら生まれる。

 ひとりよりふたり。オルヴァル卿を懐柔できれば、貴族諸侯の流れも揺らぐさ。

[何より、婚約者である彼女とて、兄と対する立場は取りたくはないはずだ。彼女の説得も多少は力になろう。
諸侯へ向ける檄を綴る筆と、そして高まりつつある戦への気運が、窓の外から聞こえていた]

(118) 2015/03/14(Sat) 19:26:59

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby