イタ、い、痛い いたい アァアアアッ!!
この、クソ野郎が…許さない…絶対に、許さない!!
[声に呼応するように辺りの瘴気濃度が急上昇し、瘴気の渦がエレオノーレの身体へとまとわりついていく。
幾重もの瘴気に飲み込まれたエレオノーレはぼたぼたと黒紫色のどろどろを零しながら、その体積を増してゆく。
そしてゆっくりと首をもたげたその姿は四つ目の大きな鳥の姿。
口からは常に瘴気を吐き、瞳は紫色にぎらついている。]
よくも…僕に醜態を晒させたな…
死刑じゃ済まない、未来永劫、呪われろ!!!!
[呪いの言葉を吐き、怪鳥は羽ばたく。
数多の瘴気の塊がカークへ、襲い掛かった!]