人狼物語−薔薇の下国

176 ねぼすけ狼とうさぎさんの黒い森


流民 ロー・シェン

[返答を受け「やっぱりそうなのか」と、別の世界の恐ろしさを知る。
否、彼ならば生命の限界に挑戦し、現世に戻って来れるかも…
とは、敢えて口にはせぬままに。

「羨ましい」と言われて驚きに双眸を瞠らせる。
単純に、目前の相手を信じる事が出来たなら、
そして、彼が狼ではなかったとしたら、
遠回りせずに狼を見つけ、平穏な日々を取り戻せるのではという
――単純なる甘え、だったのかもしれない]

 上がるよ、俺も。

[そこそこ身体も温まったし、汗も流せたとばかり。
よろよろ歩む彼を時折腕で支えつつ、衣服を羽織り、
彼がそのまま小屋へ戻るなら、「一緒に寝て」とお強請りを。
拒絶されれば一人、敷き詰めた布団の中心で丸くなって眠り
通り掛った輩を抱き締め眠る暴挙へ出るか。

了承を貰えれば、今夜はリヒャルトを抱きしめ
眠りへと誘われるだろう**]

(118) 2014/04/16(Wed) 04:57:05

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