− 渓谷へ続く道 −[道は起伏の激しい地形を縫って延び、その先は谷にかかる橋となっているようだ。と、行く手に騎兵の影×2が見えた。太刀を履く黒馬上の男《タイガ》、レイピアを帯びた白馬上の男《ソマリ》。誂えたかのように見事な一対。背筋を快が走る。]