[精霊石の欠片より武器を得た。そして、水の聖霊に祝福を与えられた。それでも、人を引っ叩いた経験すら碌にない玲緒に怪物退治など、出来るだろうか?きっと、これまで逆らっても意味がないのだからと、内心は納得出来なくとも、大人の言葉に諾々と従い続けてきた報いなのかも知れない] ………。[皆は怖くないのだろうか。視線だけを巡らせて、仲間達の様子を窺った*]