人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


亡国の将軍 ヨセフ

……大馬鹿者め……!
人々の笑顔を護る王になるのではなかったのか。

皆を悲しませてどうする───!

[零れるものを押し留めることは出来ず、男は机に肘を突き項垂れたままに右手で目元を覆う。
共に見た夢は潰え、想いだけが残された]

…ロシェも、君を支えて行こうとしていた矢先だったと言うのに──

[以前より交流のあった親友ともの弟。
男と同じように、兄を支えるために護衛官になった青年。
彼もまた親友ともに添い視察へと出ていたはずだ。
目の当たりにしたのであれば、その衝撃は男の比ではないだろう]

(118) 2017/01/28(Sat) 14:51:17

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby