皇子 ロー・シェン

[ 軽く拳を握りしめ、男は深い息を吐く ]

分かりました。そもそもリーを受け入れてもらったのも、俺の我侭だ。
返礼というわけでもありませんが、あなたがそこまで言うものを止める気はありませんよ、ヨセフ。

[ 赤くなったり青くなったりしているスライムを、まだ若干複雑そうに見つめながらも、最後には、仄かに笑って頷き ]

に、しても、これ、ほんとに意思疎通難しくないですか？ローグの長老の誰かに頼めば、魔石を分けてくれるかな？

[ 精霊の道を開けば、心話が可能かもしれない、と、思いつきを口にした* ]