[「彼ら」の覚醒については、誰にも言わずにおこうかとも考えた。迷宮に辿り着いた12人は、みな最後まで仲間であったと――][でもそれは、仲間たちの、そして彼らの誇りを損なう脚色だろう][だから少女は語る。地に降り立った、妖星たちの物語]