[続く言葉には、やはり数度目を瞬かせた。] 負ける、は即死ぬとばかり思っていたな……。 そうとも限らない、ということ、か……。[それは、今まで考えてもみなかったこと。なるほど、いつも生徒会室で何気ない話ばかりしている相手だが。自分とは全然違う人生観を持っているのだな……と、改めてその顔をまじまじと見つめた。] ……こちらこそ、為になった。 また、ゆっくり話を聞かせてくれ。[ひとまず、今は医務室へ向かおうと。肩を叩かれれば目を細めながら、歩を向けた。*]