[階段を降り、地下側からの扉を閉める。そこはまたひんやりとした空間だった。地下である以上、地上が燃え落ちても残るだろう。その程度の構造はなければ避難所とは呼べない。] ………………。[呼吸を整える。地下の電気系統もやられたようで、真っ暗だった。] 叔父様、大丈夫ですか…?[暗闇に向かって声を掛ける。]