[>>102彼女が人狼か、と問われ、目が細まる。] …………そうだよ。 あの人は、人狼だった。 でも、それは結果がそうだっただけ。 私には、戦った時に確信があったわけじゃ、ない。 ただ…… 私は、私の中の優先順位に従った。 大事な人の敵になる人がいるなら……私は戦う。 それだけだよ。[それは到底、相手方にとって納得できる答えではないだろう。 少年の答え次第でもあるけれど、][彼らが戦闘の態勢を取るようであれば、少女は左腕を少年の背へ回そうと**]