[ “ ワタシたち王家はみんな髪が青いんだ。 太陽が眠るとき、その安らぎを護る夜であるために。”彼が、国を焼いた炎色の、自分の青い髪を嫌い>>1:308私の、太陽のような金を纏う赤毛を羨んでたとは知りえぬものの。>>1:311その話を聞いてからは、悪夢に魘される夜には テオの青い髪を…護ると言ってくれた彼を想い、眠りについた。彼自身は嫌う、彼の髪と瞳の色が好きだった。太陽を見守ってくれる、黄昏と夜明けの蒼青のような、彼を。]