…………わかったよ。 まずはシーツを掛けて、あげないとね。 それから、使用禁止の札も。[ヨアヒムやフリーデルの指示にこくりと頷く][ローゼンハイムが倒れていたのは床の上だったけれど、死臭漂う彼の部屋のシーツを使うのは憚られて。 ひとまず隣の306号室からシーツを拝借し、彼の上へ。] ヴィオとタチアナとは、ちゃんと逢えたかい? おやすみ……ゆっくりお眠りよ、ミスト……。[彼の目が開かれていたなら閉じてやり、その骸をシーツで覆った。]