[そんな中、先触れや出迎えなどの遣り取りを経て、クロード・ジェフロイは王府軍の前へとやってきていた。その後ろには、シュビトの住人がぞろぞろとついて来ている。およそ4、500人といったところか。武器の類は一切持ってはおらず、女性が圧倒的に多い。大半が、家のことがあるからと町に留まる人々だ。] 巫女姫に会いにきた。[人々の先頭で、そんな風に呼んだ。]