「いやー、遅くなってすまん!」[推し活に飛び出したダーフィトが声を掛けてくる。彼はいつの間にか戻ってきて倒れた人々の対応に回っていた。顔を見たらまずは小言を言う心算だったのに、安堵が勝った。]……先輩。「医療班に連絡は?」ロズウェル先輩が先程。「よっしゃ、こっちは俺が引き取るから行ってきな。」[ぽん、と促すように肩を叩かれる。]