[数えてみれば、本は七冊。男の存在に気付いたのか、此方へ寄ってきた2(3x1)冊の本へ、鞭のように右足をしならせ、振るう。]君、大丈夫か?[ころりと落ちた石に目もくれず、青年を一瞥し。一度、頭上まで左足を振り上げれば、正面の一冊を、床へ叩き付けた。]