― 集会当日・シュビト中央広場 ―[千年の祈り、歴代の巫女姫と、安寧を求める民の願いの結晶たる嵐の壁]あの結界を失えば、この国は外の世界より襲いかかる嵐に荒らされるままとなるだろう。今はまだ、その時ではない、と思っているよ。[最後に告げた声音は静かに、しかし見えぬ熱情をその奥底に秘めて言霊となる](いまは、まだ…でも、いつか、きっと)[あの日、男が何を誓ったのか、知る者はただ一人の友の他には、まだ居ない**]