人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


高殿 幸久 フェリクス

 逆だ。
 腹は何時でも減る、単に減る時に傍に俺が居るだけだろう。

[共に長い時間を過ごし、それが当然と罷り通る間柄。>>108
しかし、是正を入れても彼女の胃袋が寂しがっているのなら、行動を早めることに異論は無い。育ち盛りの班面子も然したる口を挟んでこないところを見ると、同意見なのだろう。]

 ―――ああ、一見さんお断りの。芸妓も呼んで?

[彼女の軽口に乗った振りして更に高額プランに昇華。>>109
高校生にしてみれば分不相応極まりないが所詮冗句だ。]

 旅行前には醤油の染みに御執心だったからな。
 生憎店は違うが、場所は近い。
 近くに湯葉を出す店もあるから其方でも良いぞ。
 
[態とらしい曲解を挟んで、足を踏み出す。
先行く同班面子の背を追いかけ、そっと視線を降ろすの妹の指先。]

(117) 2014/10/18(Sat) 23:00:21

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