人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


翡翠の巫女 リュカ

― 『神魔の領域』・外周の森 ―

[翡翠と赤い石の花は、装束の腰帯に差し込んで。
 低い問い掛けの声>>111に、逡巡したのは僅かな間。
 隠れてやり過ごすのは自身の立場に相応しくないと、木陰から相手の前へ姿を現した]

 私はグリュングレースの翡翠の巫女、神魔様にお仕えする者です。
 この地に何の用ですか?

[まるで代表者のような口振りで、相手へ向け問い掛ける。
 彼が腰の刀へ手を掛けたのを見れば、杖を構える手に僅か力が入る。
 視線が胸ポケットに差された花を捉えれば眉根を寄せ瞬くが、今はそれには言及せず*]

(117) 2020/02/20(Thu) 22:54:54

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