[>>98その凪いだ視線に、落ち着いた態度に、救われてきたのは一度ではなく。すまん、と律儀なフェリクスの言葉は、相変わらずだった。 ……――謝んな。ディークを、頼む。口唇だけで、そう告げた言葉を伝わっただろうか?静かに、目を伏せる。この優しい同期が、少しでも心を痛める事の無い様にと――…*]