[いつまででもそうして、天から見る世界に見とれていたが、休むようにと促されて、名残惜しくその場を離れる。地上の穢れを清めるようにと通された沐浴場には、清らかな水が滔々と噴水のように湧き出している。新たに用意された服は天使の羽根を紡いで織られたという、薄く、柔らかく、内側に光含む純白の長衣だった。供された食事は、天の子のために特別に用意されたもの。滋養に満ちた食事の後は、成長する子には眠りも大切だと諭され、柔らかな寝台で眠りに落ちた。*]