人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


天の子 マレンマ

[いつまででもそうして、天から見る世界に見とれていたが、
休むようにと促されて、名残惜しくその場を離れる。

地上の穢れを清めるようにと通された沐浴場には、
清らかな水が滔々と噴水のように湧き出している。
新たに用意された服は天使の羽根を紡いで織られたという、
薄く、柔らかく、内側に光含む純白の長衣だった。

供された食事は、天の子のために特別に用意されたもの。
滋養に満ちた食事の後は、成長する子には眠りも大切だと諭され、
柔らかな寝台で眠りに落ちた。*]

(116) 2017/11/11(Sat) 15:26:32

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