シグルド、彼はコンラート。
第一試験の時、少しの間ですが道中一緒に行動した魔女です。
[知人だという事実は、やはり伏せておく。
彼らは双方、この村で生まれ育っているのだし、お互いに顔見知りという可能性も十分にある]
コンラート、実は私たちは信頼できそうな魔女を探している所なのです。
人狼に立ち向かう為にも、見習い魔女は結託していた方がいい。
貴方も、そうは思いませんか?
[あえてそうして誤魔化しながら、語るのはシグルドにも持ちかけた協力要請。
コンラートの反応を窺うようにじっと彼を見つめて、少しの間沈黙した]
貴方はこれまでどうしてきたのですか?
何か、状況の変化はあったでしょうか。
[問いを重ねる*]