― 回想 ―
教えてもらったのはこれだけなんですけどね。
低く構えて、身体ごとぶつかっていけ、って。
[訓練を重ねて、この技が教えてもらう剣技と毛色が違うことは薄々感じていた。
子供の頃に教わったのとは違う、とセルウィンが言う>>106のが何よりの証明だろう]
親に隠れてよく練習してました。
小さい頃は、あまり良い顔はされなかったので。
数年前から、いずれ兵役に参加するのだから、と練習を再開してたのも良かったんでしょうね。
[そう説明を入れて。
改めて賞賛されたなら、嬉しそうにしながら感謝を紡ぐのだった*]