[だが問いただす前にイレックスへと到着し、彼は矢尻を探し始める>>65]
[その無防備な後姿を見ながら考える。
…どうしても、この人が人狼だとは思えない。
最大の武器―研ぎ澄まされた直観―は、この人は信頼できる、と告げていた
それに、もし彼が人狼であったなら、私に武器を与えるような真似はしないだろう。そもそも、彼は私のために危険を冒してメインサロンを出て、一緒に戦ってきたのだ]
信じてるよ
[そう呟く言葉は聞こえたかどうか]
[矢尻がすぐに見つかれば、改めて修理を依頼するか、専門外であれば自ら慣れた手つきで修理を始めるだろう]