[本能的な飛行機乗り嫌いのせいか、うんとコンラートを睨みつけた][この非常時に乗艦予定じゃなかった者が紛れていれば、すぐに工作員なのではと言われてしまうだろう。なのに目立つ様にふらふら動き回る彼は、その候補から外れる。多分。機関部の爆破等から考えても、少なくともある程度ビスマルクの内部に詳しい者ではないと出来ない事だろう。だからこんなに敵意みたいなものを向けなくてもいいと頭の隅では理解しながらも。本能がコンラートという存在を拒絶していた]