―集会場/広間―
[(やばい、ばっくれたい)…不意打ちであった。
想っている当の本人から声をかけられたので。
真顔を保つのがやっと…慌ててそっぽを向いた>>108]
……なんでもねーよ、仕事のことだよ。
[そういえば、いつから彼女を意識していただろうか?
記憶を辿れば、彼女が5歳の時か。
彼女が行方不明になったと聞いた時。
心配でたまらなかった。生きた心地がしなかった。
翌日彼女は無事に戻ってきた。
森で発見されたと伝え聞いた>>8
(マテ、俺はその時7歳だ…5歳の幼女に……早熟だな)
そう思うとますます恥ずかしくなって、テーブルに突っ伏した**]