― 『世界樹』の枝の上 ―[そこは文字通り、巨大な木の枝の上だった。平面ではないその場所は足場が安定せず、突風が吹いたら転げ落ちそうなほど]Wow……これ、登るのかァ。[導き台の螺旋階段とは比べ物にならない大きさの『世界樹』。見上げれば遥か上に幹から伸びる枝が見えた]