『───っ!』 鋭い息が漏れた ぴり 指先に痺れがあり それが相手にも痛みを与えたかはわからない驚いたように輪郭を明滅させながら、背後へ。 白い魔物の方へ後退さる 守りの白い光が指先に宿っていた 白い天使に分け与えられたそれを見下ろす