[テーブルにつき、ゆっくりとお茶を楽しむ。秋の日は柔らかく、自分が何のためにここに来たのかなど忘れてしまいそうだ。黙って紅茶を飲んでいたが、しばらくして、会話でもしようと口を開く]
そういえばシュナさん、あなたはその…学生さん、ですよね?学校、どうですか?
私はよく勉強をサボってふらふらしているような駄目学生でしたが、シュナさんはまじめそうだなぁ。
…いえ、すみません詮索みたいなことをして。歳をとるとつい、昔が懐かしくて。
[恥ずかしそうに目をカップに落とした。軽くながされれば、それ以上その話題を続けようとはしないだろ]